スカイマークはLCCじゃない!MCCとLCCの違いを7つの項目で徹底比較

スカイマークの航空券を見かけて「LCCと何が違うの?」「スカイマークって格安航空会社?」と疑問に思っていませんか。

結論から言うと、スカイマークはLCCではありません。 スカイマークは「MCC(ミドルコストキャリア)」という、LCCとフルサービスキャリア(FSC)の中間に位置する分類の航空会社です。

LCCより料金は少し高めですが、預け手荷物20kg無料・座席指定無料・無料ドリンクありなど、FSCに近いサービスが受けられます。

この記事では、スカイマークとLCC(Peach・Jetstar)の違いを7つの項目で徹底比較し、あなたに合った航空会社の選び方を解説します。


スカイマークはLCCではない?正しい分類を解説

スカイマークは「MCC(ミドルコストキャリア)」に分類される

スカイマークは、LCC(ローコストキャリア)でもFSC(フルサービスキャリア)でもない、MCC(ミドルコストキャリア)に分類される航空会社です。

MCCとは、LCCのような低価格運賃を提供しながらも、FSCに近いサービス品質を維持する航空会社のことを指します。スカイマークは日本で唯一のMCCとして、安さと快適さの両立を実現しています。

具体的には以下のサービスが標準で含まれています。

  • 預け手荷物20kgまで無料(個数制限なし)
  • 座席指定無料
  • 機内ドリンクサービス無料
  • シートピッチ31インチのゆとりある座席
  • 全席コンセント・USBポート設置

これらはLCCでは別途料金がかかることが多いサービスばかりです。

LCC・MCC・FSCの違いをわかりやすく整理

航空会社は大きく3つの分類に分けられます。それぞれの特徴を整理しましょう。

項目 LCC(ローコストキャリア) MCC(ミドルコストキャリア) FSC(フルサービスキャリア)
代表的な航空会社 Peach・Jetstar・春秋航空 スカイマーク ANA・JAL
運賃水準 最安値クラス 安価〜中程度 高め
預け手荷物 基本すべて有料 20kg無料(スカイマーク) 20〜23kg無料
座席指定 基本有料 無料(スカイマーク) 無料
機内食・ドリンク すべて有料 ドリンク無料(スカイマーク) 無料
マイレージ なしまたは限定 なし(スカイマーク) あり
就航空港 成田・関西・那覇中心 羽田空港(スカイマーク) 羽田・成田など

スカイマークは料金はLCC寄り、サービスはFSC寄りという「いいとこ取り」の航空会社と言えます。

LCCについて詳しく知りたい方は、LCCとは?格安航空会社の特徴・仕組みをわかりやすく解説の記事もご覧ください。

スカイマークがLCCと勘違いされやすい理由

スカイマークがLCCと勘違いされやすいのには、いくつかの理由があります。

1. 運賃が安い スカイマークの運賃はFSCより大幅に安く、LCCと同等かやや高い程度です。そのため「安い=LCC」というイメージで括られがちです。

2. 格安航空券サイトに並ぶ エアトリなどの航空券比較サイトでは、スカイマークの航空券がPeachやJetstarと一緒に表示されることが多く、無意識にLCCとして認識されるケースがあります。

3. 機材が単一機種 スカイマークはボーイング737のみを運航しており、これはLCCと同じ運航形態です。コスト削減の手法がLCCに似ていることも、誤解の一因となっています。

しかし、サービス内容を見れば明らかにLCCとは異なります。次のセクションで具体的に比較していきましょう。


スカイマークとLCC(Peach・Jetstar)を7つの項目で比較

ここからは、スカイマークと代表的なLCCであるPeach(ピーチ)・Jetstar(ジェットスター)を7つの項目で比較します。

①手荷物:スカイマークは20kg無料、LCCは預け手荷物すべて有料

手荷物に関する違いは、スカイマークとLCCの最も大きな違いの一つです。

項目 スカイマーク Peach Jetstar
預け手荷物 20kgまで無料(個数制限なし) すべて有料 すべて有料
機内持ち込み 7kg(3辺115cm以内)1個 7kg(3辺115cm以内)2個 7kg(3辺114cm以内)1個
追加手荷物料金 20kg超過分のみ有料 1,440円〜(20kg) 1,500円〜(20kg)

LCCでは預け手荷物を1個預けるだけで1,400〜1,500円程度かかります。例えば往復で預ける場合、スカイマークなら2,800〜3,000円程度お得になります。

LCCの荷物料金について詳しくは、【2026年最新】LCCの荷物料金を徹底比較!Peach・Jetstar・スカイマークで詳しく解説しています。

②座席指定:スカイマークは無料、LCCは基本有料

スカイマークは全席無料で座席指定が可能です。一方、LCCは座席指定に別途料金がかかります。

項目 スカイマーク Peach Jetstar
座席指定 無料 有料(330円〜) 有料(450円〜)
前方座席 無料 有料(550円〜) 有料(650円〜)
緊急出口列 無料 有料(1,100円〜) 有料(750円〜)

LCCで座席指定をすると、1フライトあたり330〜1,100円程度の追加費用が発生します。カップルや家族で隣同士に座りたい場合、スカイマークなら追加料金なしで確実に隣席を確保できます。

座席指定料金の詳細は、LCCの座席指定料金を徹底比較!Peach・Jetstar・スカイマークの違いを解説を参照してください。

③機内サービス:無料ドリンクの有無と座席スペースの違い

機内サービスにも大きな違いがあります。

項目 スカイマーク Peach Jetstar
ドリンクサービス 無料(お茶・コーヒー・ジュースなど) 有料(200円〜) 有料(250円〜)
機内食 なし 有料(500円〜) 有料(350円〜)
シートピッチ 31インチ 29インチ 29インチ
コンセント 全席設置 なし(一部機材のみ) なし

スカイマークはシートピッチ31インチで、LCCの一般的な29インチより2インチ広く、足元にゆとりがあります。さらに全席にコンセントとUSBポートが設置されているため、スマートフォンの充電も心配ありません。

④就航空港:スカイマークは羽田発着、LCCは成田・関西中心

就航する空港の違いも、利便性に大きく影響します。

項目 スカイマーク Peach Jetstar
ハブ空港 羽田空港 関西空港 成田空港
都心からのアクセス 羽田:約30分 関西:約45分 成田:約60分
東京発着 羽田 成田 成田

スカイマークは羽田空港をハブとしているのが大きな強みです。羽田空港は東京都心から最もアクセスが良く、ビジネスにもレジャーにも使いやすい空港です。

一方、Peachは関西空港、Jetstarは成田空港がメインハブです。特に東京在住の場合、成田空港までは羽田空港よりアクセスに時間がかかります。

⑤運賃体系:スカイマークの多彩な運賃とLCCのシンプル運賃

運賃体系にも違いがあります。

スカイマークの運賃体系は複数の運賃タイプが用意されており、予約時期や条件に応じて選べます。

  • 普通運賃:変更自由・手荷物20kg無料
  • いま得:3日前まで予約可能・変更不可の割引運賃
  • たす得:前日まで予約可能・変更可のお得な運賃
  • SKYセール・BonvoYoungなど期間限定の特別運賃

LCCの運賃体系はシンプルで、基本的には「シンプル」な格安運賃にオプションを追加していく形式です。

項目 スカイマーク Peach Jetstar
運賃の種類 複数(4種類以上) 3〜4種類 3種類
変更可能性 運賃による(たす得は変更可) 一部運賃のみ変更可 上位運賃のみ変更可
キャンセル 運賃による 基本不可(クーポン返金のみ) 基本不可

スカイマークは運賃の選択肢が多く、特に「たす得」は安価でありながら変更が可能なのが特徴です。

⑥予約変更・キャンセル:スカイマーク「たす得」は変更可能

予約後の変更・キャンセルに対する柔軟性も、スカイマークとLCCの大きな違いです。

項目 スカイマーク Peach Jetstar
予約変更 普通運賃・たす得は変更可能 Simpleは不可・料金クラスにより可 Starterは不可・Plusは可
キャンセル 普通運賃は可能 基本不可 基本不可
変更手数料 無料(運賃差額のみ) 1,000円〜 2,000円〜

スカイマークの「たす得」運賃は、LCCの格安運賃に近い価格でありながら変更が可能です。予定が変わりやすい出張や、天候によって日程を調整したい場合に安心です。

⑦マイレージ・ポイントサービスの有無

項目 スカイマーク Peach Jetstar
マイレージプログラム なし なし Jetstar Dollars(限定的)
ポイントサービス 提携サイト経由で貯めることは可能 同左 同左

スカイマークには独自のマイレージプログラムはありません。ただし、エアトリなどの航空券予約サイトを経由して予約すれば、サイト独自のポイントを貯めることができます。

LCCについても基本的にマイレージはありませんが、Jetstarは限定的ながら「Jetstar Dollars」というポイントサービスを提供しています。


スカイマーク vs LCC 比較まとめ表

これまでの7項目をまとめた比較表です。

比較項目 スカイマーク(MCC) Peach(LCC) Jetstar(LCC)
分類 MCC LCC LCC
預け手荷物 20kg無料 全て有料 全て有料
座席指定 無料 有料 有料
ドリンク 無料 有料 有料
シートピッチ 31インチ 29インチ 29インチ
コンセント 全席あり 一部のみ なし
ハブ空港 羽田 関西 成田
予約変更 たす得なら可能 一部運賃のみ 上位運賃のみ
運賃の種類 4種類以上 3〜4種類 3種類

総合すると、スカイマークは運賃はLCCよりやや高いものの、手荷物・座席指定・ドリンクなどの追加費用を含めた「実質的な総額」ではLCCと同等か、場合によっては安くなることもあります。

エアトリなら、スカイマーク・Peach・Jetstarの航空券をまとめて検索・比較できます。まずは希望の路線と日程で検索してみましょう。

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スカイマークの主な運賃タイプを解説

スカイマークでは複数の運賃タイプが用意されており、旅行の目的や予算に合わせて選ぶことができます。

普通運賃:変更自由で手荷物20kg無料

普通運賃はスカイマークの最も標準的な運賃です。

  • 変更・キャンセル自由:出発直前まで変更可能
  • 預け手荷物20kg無料:個数制限なし
  • 座席指定無料:全席から自由に選択可能
  • 片道運賃:往復割引の制度はないが、片道で設定されているため片道利用も便利

出張などで予定が変わりやすい方や、余裕を持って旅行を楽しみたい方に適しています。

いま得:3日前まで予約可能・変更不可の割引運賃

いま得は、出発の3日前まで予約可能な割引運賃です。

  • 変更不可:予約後の変更・キャンセルはできない
  • 預け手荷物20kg無料:普通運賃と同様
  • 座席指定無料:普通運賃と同様
  • 運賃水準:普通運賃より安い

予定が確定している旅行に向いています。LCCの最安値運賃に近い価格設定で、なおかつ手荷物や座席指定が無料なのは大きなメリットです。

たす得:前日まで予約可能・変更可のお得な運賃

たす得はスカイマーク独自の変更可能な割引運賃です。

  • 変更可能:同一区間内であれば搭乗便の変更が可能(変更手数料無料・運賃差額のみ)
  • 前日まで予約可能:出発前日まで購入できる
  • 預け手荷物20kg無料:普通運賃と同様
  • 座席指定無料:普通運賃と同様

この運賃はLCCにはない大きな強みです。LCCの格安運賃は変更不可が基本ですが、「たす得」なら安い運賃で変更の柔軟性も確保できます。

SKYセール・BonvoYoungなどその他の運賃

スカイマークでは期間限定の特別運賃も提供されています。

  • SKYセール:不定期に実施されるセール運賃。通常のいま得よりもさらに安い価格設定
  • BonvoYoung:若者向け(対象年齢あり)の特別割引運賃
  • 団体割引:10名以上の同一予約に適用される割引
  • 障害者割引:身体障害者手帳・療育手帳の提示で25%引き

これらの運賃は時期によって異なるため、エアトリで最新の運賃をチェックするのがおすすめです。


スカイマークがおすすめな人・LCCがおすすめな人

スカイマークがおすすめな人の特徴

以下に当てはまる方は、スカイマークがおすすめです。

  • 手荷物を預けたい人:20kgまで無料なので、スーツケース1個分の追加費用が不要
  • 座席を選びたい人:カップルや家族で隣同士に座りたい場合、追加料金なしで指定可能
  • 羽田空港を使いたい人:都心からのアクセスが良く、移動時間を節約できる
  • 無料ドリンクを楽しみたい人:機内でコーヒーやお茶を無料で飲める
  • 予定が変わりそうな人:「たす得」なら安い運賃で変更も可能
  • 快適な座席で飛びたい人:31インチのシートピッチとコンセント設置

エアトリでスカイマークの航空券を検索して、LCCと比較してみましょう。

LCC(Peach・Jetstar)がおすすめな人の特徴

以下に当てはまる方は、LCCがおすすめです。

  • とにかく最安値を探している人:手荷物なし・座席指定なしでいいなら、LCCの最安値運賃が最も安い
  • 機内持ち込みのみで済む人:バックパックや小さめの鞄だけで旅行する場合
  • 成田・関西・那覇空港の利用に抵抗がない人:出発地や目的地によってはLCCの就航地の方が便利な場合もある
  • 深夜・早朝便を利用したい人:LCCは時間帯によってさらに安い運賃が設定されていることが多い

Peachの予約方法は【2026年最新】Peach(ピーチ)の予約方法を徹底解説!手順・運賃・支払いまで、Jetstarの予約方法は【2026年最新】ジェットスターの予約方法を徹底解説!手順・運賃・支払いまでの記事で詳しく解説しています。

目的別に見る航空会社選びのポイント

旅行の目的に応じて、最適な航空会社を選ぶポイントを整理します。

目的 おすすめ 理由
ビジネス出張 スカイマーク 羽田発着・変更可能・コンセントあり
カップル旅行 スカイマーク 座席指定無料で隣席確保
家族旅行(荷物多め) スカイマーク 手荷物20kg無料・座席指定無料
一人旅(軽装) LCC(Peach・Jetstar) 手荷物なしで最安値を狙える
学生の卒業旅行 LCC(Peach・Jetstar) 複数人での割引やセール運賃が狙い目
急な帰省 スカイマーク たす得なら前日予約・変更可

スカイマークの就航路線と基本情報

主な就航都市とハブ空港

スカイマークは羽田空港をハブとして、全国の主要都市に就航しています。

羽田発の主な就航路線 - 羽田 ⟷ 札幌(新千歳) - 羽田 ⟷ 神戸 - 羽田 ⟷ 福岡 - 羽田 ⟷ 那覇 - 羽田 ⟷ 鹿児島 - 羽田 ⟷ 長崎

その他の就航路線 - 神戸 ⟷ 札幌(新千歳) - 神戸 ⟷ 那覇 - 神戸 ⟷ 仙台 - 福岡 ⟷ 那覇

羽田発着なので、東京都心から1時間以内で空港に到達でき、到着後も都心への移動がスムーズです。

保有機材と安全性

スカイマークはボーイング737-800型機を統一して運航しています。

  • 座席数:180席(3-3配列)
  • シートピッチ:31インチ
  • 機材の統一による整備効率の向上
  • 全席コンセント・USBポート設置

機材を単一機種に統一することで、整備の効率化やパイロットの訓練コスト削減を実現しています。これはLCCと同様のコスト削減手法ですが、サービス水準はLCCを大きく上回っています。

定時運航率や評価(スカイトラックス4つ星)

スカイマークは運航品質においても高い評価を得ています。

  • スカイトラックス4つ星認定:世界的な航空格付け会社スカイトラックスから、LCC・格安航空会社カテゴリーで4つ星を獲得
  • 5年連続定時運航率国内1位:スケジュール通りに運航する確率が国内の航空会社で最も高い
  • 高い顧客満足度:手荷物無料・座席指定無料などのサービスが好評

定時運航率が高いということは、フライトの遅延や欠航が少なく、予定通りに目的地に到着しやすいということです。ビジネスでもプライベートでも、到着時間の信頼性は重要なポイントです。


まとめ:スカイマークとLCCの違いを理解して最安値航空券を探そう

この記事のポイントをまとめます。

  • スカイマークはLCCではなくMCC(ミドルコストキャリア)。安さとサービスの両立が特徴
  • 預け手荷物20kg無料・座席指定無料・無料ドリンクなど、LCCにはないサービスが標準で付帯
  • シートピッチ31インチ・全席コンセント設置で快適な空の旅が可能
  • 羽田空港をハブとしているため、都心からのアクセス抜群
  • 「たす得」運賃なら変更可能で、予定が変わりやすい旅行にも対応
  • スカイトラックス4つ星・5年連続定時運航率1位の実績あり

LCCの最安値運賃とスカイマークの運賃を単純に比較すると、LCCの方が安く見えることがあります。しかし、手荷物・座席指定・ドリンクなどの追加費用を含めた「総額」で比較すると、スカイマークが安くなるケースも多いです。

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